高校受験の面接 長所と短所について【元高校教師からのアドバイス】

今年も気づけば2月。いかがお過ごしでしょうか?  推薦入試の面接は2月で、一般入試は3月が面接の時期ですね。この時期は受験生の皆様はソワソワされていることでしょう。 後悔のないように全力出し切ってください。

今回は高校受験の面接で聞かれることの多い「長所と短所」についてです。 そして意外と答えるのが難しいと悩む学生さんも多いのが特徴です。 これについて、教員歴20年以上の元高校教師のももこさん(仮)にいろいろ話を聞く機会がありました。 

  • 長所、短所の探し方のコツ
  • 面接時の具体的な答え方
  • 面接官が見ているポイント

以上の3点について詳しく聞いてみましたので御覧ください。

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高校受験の面接 長所と短所について

以下元高校教師のももこさんの意見をまとめたものです。ためになるので是非最後まで御覧ください。

自分の長所や短所は、自分では気づいていない場合も多く、「私の長所はないなぁ」と思うことがあるかもしれません。 そんな方々に試してもらいたいことがあります。

  1. 他人に意見を聞く
  2. リフレーミングを活用する

【他人に意見を聞く】

信頼する先輩や、同級生、後輩などにに、自分の長所と短所を聞いてみます。 長所や短所だけでなく「自分の性格」をざっくりと聞き出しておきましょう。 少し恥ずかしいと感じるかもしれませんが「面接で大事になるから」と言えば、気恥ずかしさは抑えられるかと思います。

自分だけ聞くのではなく、同級生とみんなで机を囲んで話し合うと案外楽しいかもしれません。短所ばっかり言われると破滅しますので、みんなで力を合わせて、長所もたくさん出してあげて、自分では気が付かなかった長所や短所を見つけてください。

それでもちょっと聞きにくいなと思われる場合は、担任の先生や部活動の先生など、身近な先生にアドバイスを貰うのも良いかもしれませんね。 関わりの薄い先生だと当たり障りのない答えしか返ってこない場合もあるので、聞く先生の選択には気をつけてください。

他にもご両親が信頼のおける人だと思っているなら、尋ねてみるのもありです。 一番そばにいる時間が長い存在なので、より深い長所や短所を見つけることが多いと思います。 

以上、回りの人たちに取材してきたあなたの長所と短所をまとめてみましょう。

リフレーミングで長所と短所を探し出す

友達や先生などに聞いて、ある程度自分の長所や短所のサンプルが揃ったと思います。 それでもしっくりこない方は「リフレーミング」を活用することをおすすめします。

リフレーミングとは

事実に対して与えている意味づけを変え、異なる見方でとらえ直すこと。

引用:https://kotobank.jp/dictionary/daijirin/

長所がない人間なんて存在しません。自分が短所だなと思うことでも、見かたを変えることで「短所」を「長所化」することができます。 それでは一例ではありますがリフレーミングをして、短所を長所化すると以下のようになります。

【短所を長所に変える】

短所リフレーミング後
飽きっぽい好奇心旺盛
優柔不断他人の意見を尊重する
頑固意思が強い
マイペース信念がある
おせっかい気が利く
短気行動力・決断力がある
意見が言えない協調性がある
泣き虫相手の気持ちになれる
のんびり冷静

他の言い回しも知りたい方はこちらから詳しく御覧ください。

ここまですれば、自分の長所と短所は大体わかったはずです。これで準備は整いました。 

この長所と短所を元に「実際の面接時にどのように答えれば良いのか」についてご紹介いたします。

高校受験 長所と短所の面接時の答え方

面接官「それでは長所と短所を聞かせてください」 

答え方は様々あると思います。 個人的に印象が良いのは「短所を語ってから長所を語る」です。何故かと言うと、言う順番が違うだけで相手に与える印象が違うからです。

◆長所から短所を言った場合→ 私の長所は何事も諦めないところです。なので中学校3年間野球部の練習を休んだことはありませんでした。短所は優柔不断なところです。

◆短所から長所を行った場合→  私の短所は優柔不断なところと思っています。しかし決めたことはとことんやり込む、何事にも諦めない性格で中学校3年間野球部の練習を休まなかったところが長所だと思います。

長所から短所を言ってしまうと「長所は○○なのに、短所は○○なのか」とちょっと残念な印象に捉えられるケースが多い反面、短所から長所を言うとことで「短所は○○だけど長所でうまくカバーできる生徒だな」とプラスの印象を与えられる事が多いです。

最初に印象を下げてから印象を上げて、その差が大きいほど印象が強くなります。これは心理学でゲンロス効果と呼ばれていて、他の面接の質問でも応用ができるので使えるテクニックですので、是非応用してみてください。

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高校受験 長所と短所の面接時の答え方の例文

それでは具体的な長所と短所の答え方について、いくつかの例文でご紹介したいと思います。 ポイントとしては「実体験を入れる」こと。これによってオリジナリティが出て印象に残りやすくなると思います。 この例文が全て正しいとは思いませんので、参考程度に御覧ください。

◆例文1 短所:頑固 長所:最後までやり遂げる

私は凝り性な性格で頑固な性格が短所だと思っています。趣味がプラモデル作りなのですが、熱中しすぎて友達との約束の時間を過ぎてしまって、時間に遅れてしまったという失敗談があり、とても反省しました。 ですが、逆をいえば短期集中できる性格だとも思えるので、この性格のおかげで、漢検2級を取れたと思っているので、頑固という性格は私にとっては短所でもあり長所でもあると思っています。 

長所と短所は表裏一体を上手く使った内容だと思います。 これを実際にやる場合、短所で失敗したことと、長所で成功した実例がなければ難しいので注意が必要です。

◆例文2 短所:臆病 長所:協調性がある

私は臆病な性格が短所だと思っています。中学校の行事などでは活発に参加したことはなかったと思います。ですが表では参加できない分、実行員などの裏方で陰ながらサポートしていました。  なので私の長所は協調性がある性格だと思っています。

短所で自分の弱みなどを隠さずにさらけ出すのは、面接官は「自分を客観的に見れる生徒だな」と評価することが多いです。 

一般的に言えば、人によく見られようとすると、長所を強くアピールする生徒が大半です。 そんな中で、恥ずかしがらずに素直に自分の言葉で言えるのは、実は評価が高かったりしますよ。

高校受験の面接 長所と短所で面接官が見ているポイント

最後に長所と短所で面接官が見ているポイントはなんですか?ともも子さんに聞いてみると、ズバリ「自己分析ができているか」という点だそうです。 簡単にいうと“本当の事を言っているのか”を見るとのこと。 

長所を人間的に素晴らしい事を言ったからといって評価が高くなるわけではありません。 長所は面接官へのアピールタイムではありません。 そうじゃなくて長所、短所の質問はありのまま答えたほうが絶対に評価が高いです。 

嘘や盛った話は、いろいろな質問をする中で一貫性がないので、本人は完璧に着飾っていたとしても、面接官はすぐ嘘だと気づくので、ありのままの等身大のあなたで答えてください。

まとめ

高校受験の面接 長所と短所について【教員歴20年以上元高校教師のももこさんからのアドバイス】

◇長所と短所の探し方

  1. 同級生や先生、親などの身近な人にアドバイスをもらう
  2. リフレーミングで短所を長所に変える

◇長所と短所の答え方

  1. 短所から答える
  2. ゲンロス効果を最大限に利用する
  3. 実体験を自然に入れるとGOOD
  4. ありのままの自分で勝負する

いかがだったでしょうか? 長所で良いように見せようとしても、バレてしまうんですね 私も学生時代に戻ってこれを知っておきたかったと思いました笑 

この他にも高校受験の面接の悩みを、元高校教師のももこさんからアドバイスを頂いて書いた記事が関連記事にしてあります。 そちらも参考になると思いますので是非御覧ください。

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