普通科の志望動機の例文【元高校教師からのアドバイス】

年末に近づいてくると、いよいよ高校受験が迫ってきます。中学3年生の受験生の皆様いかがお過ごしでしょうか? 

私立高校のみならず、公立高校の入学試験でも、出願時に受験生を多角的に評価するため「志望動機」の準備の時期でもありますね。順調に進んでいますでしょうか?

高校入試の面接で最も聞かれるであろう「志望動機」 工業系の学校であれば、それっぽい志望動機が作れそうですが、普通科を志望校とされる生徒さんは、取っ掛かりにくく苦戦しているのではないでしょうか? ちなみに私も普通科高校を受験したので気持ちがよくわかります。

今回は、都内で20年以上高校教師をされていた、もも子さん(仮名)に「普通科の志望理由」について色々聞いてきたので、例文として紹介していきたいと思います。

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高校受験 普通科の志望動機の例文【元高校教師からのアドバイス】

それでは早速、志望動機の例文を紹介していきます。 普通科の志望動機の軸になるポイントは大きく分けて3パターンに絞ることができると考えています。 これらを一つずつ例文として紹介していきます。【以下元高校教師もも子さんの文章】

  1. 学校の雰囲気や教育方針
  2. 卒業後の進路
  3. 部活動
  4. その他

今回の志望動機は「面接」を想定した例文になります。勿論、願書でもポイントは同じなのでこの例文が正解だとは思いませんが、参考までに御覧ください。

例)学校の雰囲気や教育方針を軸にした場合

例文を考えましたが浮かびませんでした涙 というのも個人的な意見ではありますが「教育方針」「校訓」を軸にする志望動機は以下のような理由になる場合、違う視点から志望動機を考え直したほうがいいと思っています。

  1. 私は◯◯の教育方針が共感したため
  2. 校訓の◯◯という人間になれるように頑張っていきます。
  3. 学校の雰囲気が私の性格に合っていると思い。

以上の理由は「心からこの学校に入りたいのかな?」と思ってしまいます。 言う事が無いからとりあえず校訓や教育方針に共感していると発言したのかな?と面接官は思ってしまいがち。 本気で共感していなければ避けることをおすすめします。 他に語れる内容はあるはずです。

例)卒業後の進路を軸にした場合

私は小さい頃から将来は警察官になりたいと言い続けてきました。それは父親が警察官ということが一番の理由かもしれません。 小さい頃から家にいることは少なかったですが、運動会や卒業式などの行事ごとは必ず来てくれていました。 

そんな父親のような立派な警察官に自分もなりたいと思い、どうすれば警察官になれるかと考えた結果、◯◯大学を卒業することが一番の近道だということがわかりました。 ◯◯大学に入る方法を考えると、貴校の卒業生の多くが◯◯大学に進学していることを知りました。 

その理由は授業が進学に有利な勉強方法を学べる独自の授業内容ということで、他校よりも将来の夢に近づける環境だと思い志望させていただきました。

志望校に行くことで、自分の将来の夢に繋がる場合は書きやすいでしょうし、面接官にも伝わりやすいと思います。 「自分の将来の夢→志望校の魅力→結果他校よりも夢に近づける環境である」この流れは鉄板かもしれません。

例) 部活動を軸にする場合

私は野球が大好きです。 小学校から7年間ほぼ毎日野球をしてきました。高校に入学したら、もちろん野球部に入りたいと思っています。 貴校の野球部は毎年地区予選で結果を残されていて、部員数も市内では一番多いと聞いております。 そのため市内一の環境で、自分の実力がどれだけ通用するのか試してみたいという気持ちが大きくあったので志望させてもらいました。

他校にはない部活の特徴があれば志望動機に採用しやすいです。 例えば「全国大会に出場している」「市内の中でその学校にしかない部活」「有名選手を輩出している」などを絡ませることで、その学校を選んだ理由になります。

部活を志望理由にされる生徒さんは多いです。なので同じような内容に偏りがちなので、「自分ならではの経験」を上手く文章にできるかがポイントになっていきます。

例)家から近い+学校説明会の場合

私は生まれた頃から貴校から歩いてほど近い場所に住んでいます。 なので幼少期から、先輩方の制服姿はとても印象的だったことを覚えています。 

私が進路を決めるにあたり、将来の夢など描けていなかったため、総合的で幅広い分野を学べる普通科のある学校に行きたいと思い始めました。

そこから普通科のある市内の学校の学校説明会を4校参加しました。 その中で、貴校の学校説明会に参加させてもらった際に、他校では感じ取れなかった◯◯という校風を感じて、様々な経験ができ将来の夢も描けそうだと思い、貴校で学びたいという気持ちが大きかったので志望させてもらいました。 

「家から近い」をメインに志望動機にするのはさすがに難しいので、やんわりと好感を持っていたという目線から書き出しました。 普通科にした理由と、志望校の学校説明会だけでなく、他の学校と比較した上で、この学校を選びましたという理由を添えれば、志望校への熱が伝わると思います。 

「学校から自宅が遠い」というのも、表現次第ではアピールに使えます。 「家からこんなに遠いけどこの学校に通いたい」と上手く表現することができれば、熱意ある志望動機になります。

学校説明会は志望校だけ行くのではなく、他の学校にも行くことで志望校の特色がよりわかると思いますので、間に合うのであれば色々学校説明会に行ってみるのも志望動機のネタとして使えますよ。

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志望動機が見つからない生徒さんへ

「志望動機がない」なんてないです。 どんな理由であれ、絶対に志望校でなければいけない理由があるはずですので、中々まとまらないと思う生徒さんに向けてアドバイスさせていただきます。

◯志望動機を見つける方法

  1. 自己分析をするべし
  2. 志望校以外の学校を選ばなかった理由を分析すべし
  3. 志望校の徹底的に分析するべし
  4. 軸を決めるべし

まず初めに「自己分析」から行いましょう。 中学校で頑張ってきたこと、得意なこと、苦手なこと、将来の夢、新しくチャレンジしたいことなど、細かく自分と向き合ってみましょう。 

その後「志望校以外の学校を選ばなかった理由」を書き出してみましょう。 多くの学校の中から志望校を選んだはずです。 「家から遠い」「友達と一緒に受けれない」「制服がダサい」など選ばなかった理由をあげていくことで、新しい気付きが得られるかもしれません。

そして「志望校の分析」志望校の特色、部活動、学校行事などから、惹かれた部分があるはずです。 ホームページやパンフレット以外にも学校説明会に参加されることもおすすめします。

ここま来れば、ぼんやりと志望動機の候補が浮かんでくるはずです。 それを元に、あなたなりの志望動機を完成させていきましょう。

◯志望動機の書き方のポイント

  1. 嘘偽りのない文章
  2. 具体的な自分ならではの感想
  3. 志望校でなければならない理由
  4. 長すぎず短すぎない伝わる長さで
  5. 何をどうしたいか具体的に 

「嘘偽りない等身大の文章にする」ということはとても大切です。 志望校に絶対に受かりたいという気持ちから、本来の自分よりも大きく見せてしまう傾向があります。 志望動機に正解はありません。

これは、面接官にはほぼバレます。「この子本人の言葉ではない」というのは意外と伝わりますので、嘘の言葉を言うのはおすすめできません。 素直な自分の言葉のほうが喋りやすく印象もいいはずです。

志望動機のいちばん重要なポイントは「志望校でなければならない理由」をちゃんと伝えることです。 例えば「自宅から一番近いからです」という場合。 このまま伝えると完全にアウトですが、先程の例文のようにうまく表現方法を変えることができれば伝わるはずです。

なので「絶対に志望校でないとダメな理由」を自分なりの言葉にするのがとても大切になってきます。

よく志望動機の長さは?と聞かれることがあります。 志望校の指定がある場合はそれに従った長さで用意すればいいですが、基本的に自分の伝えたい言葉がはっきり伝わる長さであれば良いと考えています。 長いより短いほうが個人的には好印象かと思います。 もっと聞きたいなと思えば、面接官は質問するでしょうから問題ありません。

【以上、元高校教師もも子さんの文章でした】

まとめ

◯普通科の志望動機コツ

  1. 志望校でなければならない理由を明確に
  2. 自分の体験談をリアルに表現する
  3. 端的に伝わる表現で
  4. 後は面接練習あるのみ

もも子さんありがとうございました。 元高校教師のリアルな意見が聞けた貴重な体験をありがとうございました。 志望動機は面接において重要な質問だそうなので、しっかりと準備して面接練習を何度もして本番に備えてください。

元高校教師のもも子さんに「高校受験」のことについて、他にも色々聞いた事を記事にしていますので、関連記事から気になる方は御覧ください。

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